その後も動きはするものの、赤ちゃんが成長するにつれお腹の中は窮屈になり、30週頃になるとその姿勢は固定していきます。子宮の中で、赤ちゃんの頭は下にあるのが自然な状態ですが、この時期では妊娠全体の30%位で、頭が上にあり、脚やお尻が下にある状態を「逆子(骨盤位)」といいます。しかし最終的に逆子で出産を迎えるのは3~5%といわれています。
近年、帝王切開の症例数が増えていて、厚生労働省の統計によると、2002年で全分娩数に対する割合が15%を突破したとの報告があります。
帝王切開となるのは、もちろん逆子の場合だけではありません。難産や赤ちゃんの心拍数が下がったとき、高齢出産によるリスクの回避、お母さんの希望などがあるようです。逆子においても、医師不足などによる病院側のリスクの回避のため、割合が増えているのが現状です。